【ハーブ】更なる清涼感を求めて – ニホンハッカ(ホクト)の栽培【その1】

こんにちは。紫外線もきつくなり、日焼け跡が痛い季節がやって参りました。5月27日時点では新型コロナウイルス感染者数が相当減少し、地方では徐々に自粛解除が始まっております。しかし油断せず、手洗い・うがい、マスク着用等の予防は引き続き継続した方が良さそうです。(熱中症のリスクがあるため、夏場は布マスクよりサージカルマスクの方が良いようです。)

さて、先日のミントの記事で触れた通り、ここ数年栽培しているペパーミントの清涼感に今一つ満足しておりませんでした。

という訳で、今年の4月11日にホクトという品種のニホンハッカの苗を入手し栽培を始めてみましたので、栽培日記を書いてみようと思います。やや長くなりますので数回に分けてお届けします。

ニホンハッカ(ホクト)とは

ほくと「はっか農林11号 北斗」(北海J20号) 中国産天然ハッカと日本、米国、西ドイツの合成メント-ルの増産による価格低迷状況の下、多収で低脳分な良質なものを求める関連業界からの要望に応え、ハッカ油抽出を目的に改良された品種。

北見ハッカ通商 – ハッカの種類
https://hakka.be/knowledge/type/

上記の通り、ハッカ油の抽出を目的に改良された品種です。ハッカ油の主成分はハッカ脳(l-メントール)という事で、これはかなりスーッとするのではないかと期待が高まります。それでは早速栽培日記に移ります。

ニホンハッカ(ホクト)の栽培

4月11日(0日目)

二ホンハッカ(ホクト)の苗

4月初旬に注文していた苗が到着しました!このコロナ禍の中こうした楽しみが増えるのは大変ありがたいです。感謝。しかしプランターの用意が出来ておらず植え付けは翌日へ持ち越し。乾かないように多少霧吹きで水を吹いておきました。

4月12日(1日目)

(残念ながらスマートフォンで撮影した写真しか残っておらず。)

ニホンハッカの植え付け

翌日苗の植え付けを行いました。土は昨年使用した家庭菜園用の土ですが、これに化学肥料と石灰を混ぜて2週間前から土を作っておりました。水をたっぷりやって、後は日々観察です。

苗を10個頼んでおりましたので、3つのプランターに3個・3個・4個の割合で植え付けてみました。ベストな間隔が分からないので実験です!

4月22日(11日目)

大分葉が増えてきたニホンハッカ

明らかに葉が増えてきました!まだまだ肌寒い中、この成長度はペパーミントを遥かに凌駕している気がします。苗の時点からですが、葉は既にペパーミントよりも明らかに大きいです。水やりのタイミングは「土の表面が乾き始めた頃」を目安に試しています。

5月3日(22日目)

更に葉が大きくなったニホンハッカ

葉がプランターをはみ出し始めました、22日目にしてかなりの成長度です。ニホンハッカは寒冷地でも育成できる品種ですので、西日本であれば4月の気温でもぐんぐんと伸びるようです。

5月8日(27日目)

(この辺りからカメラの写真に切り替わります。)

更に丈を伸ばしたニホンハッカ

1か月弱ですが日に日に大きくなっていきます。

各プランターかなり伸びてきたニホンハッカ、このタイミングで一つ試してみたいことがあります。高く伸びた茎の剪定「切り戻し」と、挿し木の一種「水挿し」です。3番目のプランター以外はまだ十分に伸びていない気もしますが、ニホンハッカの耐久性も兼ねて実験です。

よく切れる剪定用のハサミで茎を切り、葉っぱをカッターや包丁等で切り取ります。茎の断面は導管を潰さないように、きれいに切った方が良いです。これは茎が水を吸い上げやすくするためです。節のある物、無い物、どちらも用意して試してみます。

ニホンハッカの水挿し

この辺りでひとまず栽培日記は次回に持ち越しです。

ニホンハッカとペパーミントの葉の比較

ニホンハッカ(ホクト)とペパーミントの葉の比較

剪定して余った葉っぱをペパーミントの葉と並べてみました。明らかにニホンハッカ(ホクト)の葉が大きいですね!丁度桜の葉位の大きさでしょうか?今までのミントとは比較にならない大きさです。多少ギザギザはしていますが、ペパーミントに比べて丸みを帯びた大きな葉です。

ニホンハッカ(ホクト)の香りは?

ハッカの葉にお湯を注ぐ

さあ、待ちに待った実験のお時間です。ニホンハッカ(ホクト)の香りはどうでしょうか?葉っぱを入れた瓶にお湯を注いでみます。

沸き立つ湯気、嗅いでみると…?

「うん?ペパーミントより香りは強く無いような…?」と思った瞬間、目に来ました!(目が、目がぁ~!)

ああ、これ、これです!求めていたものは。THE清涼感。スーッとする奴です!ハッカ油っぽいです!(ハッカだから当たり前です)

ニホンハッカの強いメントール感、でも香りは?

ニホンハッカ(ホクト)には明らかにペパーミントより強いメントール感がありました。とはいえ自然の物ですのでまさに程良い清涼感です。日本人が想像するミントはやはりニホンハッカで間違いないです。

しかし、単純に「葉の香り」だけを見ると、ペパーミントやアップルミント、レモンバームなど、西洋のミントの方が強いような気がします。それぞれに特性がありますので、用途によって使い分けたり、混ぜて使ってみたりすると良さそうです。

以下はこのハッカを蒸留して作られる「ハッカ油」です。虫よけやアルコールと混ぜて除菌や防臭スプレーにしたり、食品に混ぜて使ったりできる万能油です。かなり強力な清涼感が得られますのでぜひお試しください。虫よけ、消臭にはスプレータイプ、お風呂に入れたりアルコールと混ぜたりするにはボトルタイプがおすすめです。※少量でもかなりの刺激がありますので、少量ずつお使いください。

【PR】コロナで注目を浴びる大人気のハッカ油

栽培日記その2へ

ニホンハッカ栽培日記はその2へ持ち越しです。まとまり次第アップしますので気長にお待ちください。それでは!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA