【ハーブ】ハッカ酒を作ろう!(ホワイトリカーver.)【その1】

こんにちは!気付けば秋深まり、すっかり紅葉の季節となっておりました。随分と冷える日が増え、完全にコタツムリと化した毎日です。

さて、今年一番興味がある事がこちら。春先から栽培していたニホンハッカ(ホクト)を使った『ハッカ酒』の作成です。また続き物になるので恐縮ですが、結論から先に申し上げておきますと「また珍妙な養迷酒が出来たなぁ」といった感じです。メンソールの効果でピリッと辛くとても不思議な味わいで、頭のだるさがある時に少量飲むと疲労感が緩和されます。という訳で、以下にその経過を記してまいります。いざ。

ハッカ酒(ホワイトリカーバージョン)

6月10日に初収穫を行ったニホンハッカ、もちろん目的は『ハッカ酒』です。

実際にニホンハッカを栽培して生葉をハーブティにしてみた結果、ニホンハッカは清涼感は強いものの独特な匂いがあり苦みも強く、香りとしては西洋のミント類の方が良いイメージでした。ニホンハッカ単体で漬けるのは失敗する恐れもあったため、いくつかのミント類を混ぜて漬けてみる事にしました。また、ニホンハッカの苦みの調整のため、氷砂糖は後日追加しながら味を調整してみる事にしました。(※最終的に1.8リットルに対して200グラム使用し、甘めの仕上げにしました。)

【材料】

ニホンハッカ(ホクト)葉 × 100グラム

レモンバーム 葉・茎 × 100グラム

ペパーミント 葉・茎 × 100グラム

35度 ホワイトリカー 1.8リットル × 2

氷砂糖 最終的に400グラム(苦みを軽減するため多めに使用)

1.ハーブ類を収穫して良く洗い、キッチンペーパーや清潔なふきん等で水気をふき取り計量します。

左からニホンハッカ、レモンバーム、ペパーミントです。レモンバームは更に50グラム計量して合計100グラムにしています。

2.果実酒瓶をしっかり洗った上消毒し、収穫したハーブ類を入れます。

※本来はここで氷砂糖も一緒に入れる所ですが、今回は味の調整のため後日少しずつ追加して行きます。

3.ホワイトリカーを注ぎます。

もし葉の量が多く漬かりきらない時は、以下の様に皿等で抑えてあげると良いです。漬物石のイメージですね。

4.3か月待ちます。

熟成するまで3か月程待ちます。この間に少しずつ氷砂糖を追加しながら好みの味を調えて行きます。また、待っている最中もどんどん葉は増えていくため、追加で色々なパターンのハッカ酒を試していくことにしました。さて、どうなる事でしょう?楽しみですね!

※ちなみに以下画像の右側のビンが2か月弱経過した際の様子です。段々とホワイトリカーに成分が染み出してくのが分かりますね!

ハッカの葉ってどこかに売ってないの?

「ハッカ油や抽出したメンソールは入手しやすいのですが、ハッカの葉は売ってないのだろうか?」と思い少し調べてみた結果、『薄荷葉(はっかよう)』という名称の漢方薬として売られているようです。

薄荷葉(はっかよう)

ハッカ(薄荷)は、シソ科のハッカの地上部を乾燥したものです。
漢方的には、解表、透疹などの効能があり、感冒(かぜ)、頭痛、咽頭痛、皮膚掻痒症などに用いられています。
またハッカに近い植物として、セイヨウハッカ(ペパーミント)やミドリハッカ(スペアミント)があり、これらはハーブとして用いられています。

漢方薬のきぐすり.com 漢方薬・生薬大辞典より
https://www.kigusuri.com/kampo/jiten/shouyaku/hakkayou/

ハッカの乾燥葉はそのまんま『お薬』な訳ですね。また『薬膳茶』としてもハッカの乾燥葉が売られているようです。以下は生薬であるクコの実、なつめ、菊の花、みかんの皮、シナモン、生姜、人参にニホンハッカをブレンドしたお茶だそうです。やはり色々ブレンドしてこそ効果を発揮するんでしょうか。これだけ色々入っていると味も大分整いそうな気がします。

ハッカ酒を作ろう!【その2】へ

さて、【その1】はこの辺りで。また次回経過をご報告いたします!それでは!

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